「有松鳴海絞り」
四百年の歴史を受け継ぐ女性職人

SANGOUの一番のお客様よりご紹介いただき知り合った「まり木綿」のお二人。女性二人のコンビで伝統工芸の「有松鳴海絞り」という染めを行なっている、なんとも可愛らしいお二人。若くして伝統工芸の世界に足を入れ、自分たちの力で商品を展開しているたくましくも頼り甲斐のある人物たちだ。
まり木綿でもSANGOUの冠衣で使用している「伊勢木綿」を使用した製品を展開していることから、そこに親和性を強く感じ、今回のコラボが実現した。絞り染の冠衣。SANGOUだけでは生まれなかった冠衣の表情が実に素敵に表現されていると思う。
今回のコラボの際に、絞り染めに関して菊田参号は一切口出しはせず、お二人にまるっきり任せさせていただいた。というのも、作業工程や表現を、何も理解していない素人が口を出すのは論外、という菊田参号の持論があるからだ。自身のモットーである「楽描き-ラクガキ-」。これは、「楽しい時にしか素晴らしいものは生まれない」という考え方だ。描かされる絵は面白くなりようがない。逆に描きたい絵というのは、自分の考える以上の力が出るものだと思う。それの違いは何か。「楽しんでいるか」ということに他ならないと菊田参号は考える。その為、お二人には是非、冠衣というキャンバスに思いのままに「楽しい」絵を作っていただきたかったのだ。

その結果は、見ていただければ一目瞭然。なんとも素晴らしい柄の冠衣が生まれることになった。こんな素敵な柄は、男には考えつかないのかもしれない。しかも、可愛いだけでなく、男性が着てもかっこ良く決まるという、なんとも絶妙な仕上がりだと思っている。
そんなまり木綿のお二人。伝統工芸を二人で始めるにあたって、楽しいことばかりではなかったとのこと。新参者でしかも女性で。最初の頃は、長年やっている職人さんたちには煙たがられたそうだ。認めてもらえなかったり、「あれは有松絞りではない」という意見が上がったりと、誹謗中傷に晒されることもあったそう。しかし、そんな悲観的な意見にも負けず、若い世代から伝統工芸を発信している姿は、男から見てもかっこ良く、尊敬に値する。まり木綿の理念が素晴らしいので、ここでご紹介させていただく。

「今までにない自由な色使いと発想で、可愛くて、きれいで、 見ているだけでパッと心が晴れるような絞りを作りたい。先代が築きあげてきた形や色こそ違うものの、「絞り」を残していきたい気持ちは変わりません。絞りは染めるたびに発見があり、新しい柄との出会いにいつも楽しさを感じています。1つ1つ丁寧に作っていても、全く同じものは作れません。私たちの絞りの魅力を手から手へと直接伝えたい。作り手自らが想いを伝え、お客様と向き合うことを大切にしています。
その対話の中で「どうあるべきか」がみえてくるからです。
伝統は「鑑賞」するのではなく、使い続けていくこと。
まり木綿は、日々の生活に寄り添ったものづくりをしていきます。」

こんな出会いがあるから、モノづくりはやめられない。SANGOUとまり木綿のコラボレーション冠衣。この特別な手作りの絞り染めを、是非その身に纏って欲しい。若い世代からの発信。面白がってやっていただきたい。

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